福島建設工業新聞社
2016/12/14
【福島】国際航業で基本設計/浪江町南・北産業団地
浪江町は、南・北産業団地用地基本設計業務委託を、2450万円(消費税別)で国際航業に委託した。履行期限は29年3月31日。
産業団地は、震災前に町が計画していた浪江南・北工業団地エリア(工業専用区域)に計画。南産業団地は町内高瀬地区の50fに予定し、震災前の段階で用地の44%を取得済み。北産業団地は北幾世橋地内で、震災前はエスエス製薬が液剤工場を操業していた。今後新たに同工場周辺の約6fを整備することで全体面積を18・8fする。
27年度に、企業の進出意向調査などソフト面と、エリア内のゾーニング・インフラ整備などハード面の計画を一括した基本計画策定業務をオオバで行った。
町は浜通り北側の復興拠点を目指し、蓄電池などのエネルギー関連、資源リサイクル、復旧・復興の資材供給企業などの誘致を目指す。
藤橋字亀下地内の既存工業団地(浪江日本ブレーキ跡)建屋解体設計業務は1200万円(消費税別)で清水公夫研究所、用地測量業務は1125万円(消費税別)で浪江コンサルタントに委託した。履行期限29年3月10日。