九州地方整備局は、熊本地震で被害を受けた県道熊本高森線(通称・俵山バイパス)を12月24日に暫定ルートで開通すると発表した。
開通するのは、西原村宮山から南阿蘇村河陰間約10`。大切畑大橋や俵山大橋など6橋を迂回する形で県道区間6・3`と旧道区間2・7`を活用する。
熊本地震以降、グリーンロードが同線の迂回ルートとして利用されてきたが、開通により10〜20分の時間短縮だけでなく冬期の安全な通行が確保される。
24日は開通に先立ち、南阿蘇村の南阿蘇トンネル坑口付近で、権限代行で災害復旧工事を行った国が熊本県に引き継ぎを行い、開通式典を開く。
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