近畿地方整備局は、国道158号大野油坂道路(和泉・油坂区間)について、引き続き事業を継続、早期の完成を目指す。用地および補償費を含めた残事業費は537億2000万円。
同区間は大野市貝皿を起点に、同市東古市までの15・5キロを接続。事業化は12年度で、14年度から用地着手している。
見直し後の残事業費の内訳は次の通り(用地および補償費を除く)。
【改良費】
▽土工177万8910立方メートル(切土41万3960立方メートル、盛土45万2970立方メートル、捨土91万1980立方メートル) 33億円
▽法面工一式 10億6000万円
▽雪崩予防柵180メートル 9000万円
▽擁壁工一式(補強土壁、重力式擁壁、ブロック積擁壁等) 2億3000万円
▽函渠工一式 1000万円
▽排水工 2480万円
▽中央分離帯工7320メートル 2億7000万円
▽雑工一式 1000万円
【橋梁費】
▽橋梁2700メートル 153億7000万円
【トンネル費】
▽NATM約1万メートル(6トンネル) 265億4000万円
【IC・JCT費】
▽IC2個所 7億9000万円
【舗装費】
▽車道舗装17万3170平方メートル 34億5000万円
【付帯施設費】
▽付帯工事費(標識工、防護柵工、道路照明等) 1億2000万円
【間接経費】
▽地質調査、測量、設計に係る費用および予備費 35億4500万円