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県中之条土木事務所は国道２９２号の長野原町大津交差点から草津町役場方面へ登る草津道路の登坂車線整備事業を行っている。年度内に２期工区での掘削工（Ｖ１万７０００立方ｍ）の一般競争入札を公告する見通しだ。同事務所では、２期工区を２０１８年度末までに完了させ、それ以降はさらに南側の登坂車線整備を進めていく。
同事務所三原事業所では２００８年度までに草津町草津の静可山入口付近から主要地方道草津嬬恋線が交わる地点までの１期工区の登坂車線整備を完了させた。09年度からは１期工区南側終点から草津町・長野原町の行政境までの２期工区の施工を行っている。
２期工区は全体でＬ１５８０ｍ分の登坂車線整備を計画しており、今までにＬ１０８０ｍを完了、残るＬ５００ｍの整備を進めている。本年度の発注概要は、行政境付近のＬ２００ｍ改良（掘削工Ｖ１万７０００立方ｍ）となっている。来年の２月ごろに条件付き一般競争入札を公告する見通しだ。
設計は同工区内の井堀交差点から北を東洋測量設計（前橋市）、南をオウギ工設（前橋市）が手掛けており、今回の工事はオウギ工設が担当している。
２期工区では今後、残りのＬ５００ｍ分の登坂車線の設置に向けて順次工事を発注していく。同工区の完了は２０１８年度末を見込んでいる。
２期工区からさらに南は同事務所長野原事業所の管轄となっており、２０１８年度以降、行政境地点から南に向けて２６００ｍ分の登坂車線整備を行っていくとしている。これも工区分けして整備を進めていく予定で、すでに行政境から１�q分の概略設計をオウギ工設に発注している。２０１８年度に詳細設計の発注を行い、設計がまとまり次第、工事を開始する見通しだ。