三重県は、県議会予算決算常任委員会で2017年度一般会計当初予算の要求状況を明らかにした。要求総額は事業費ベースで7201億円となり、16年度当初予算に比べ166億円減、2・2%減となった。一般財源等ベースでは、5561億円で、16年度当初予算に比べ32億円減、0・6%減となった。歳入については、現時点での歳入見込み額が5561億円に対し、219億円の差額があった。今後、事業の要求額への精査を行うことになる。
主な部局の要求額は事業費ベースで、県土整備部が735億円で前年度比6・3%減、農林水産部が315億円で同1・6%減、環境生活部が191億円で同1・2%減、防災対策部が19億円で同68・7%減などとなっている。
部別の増減要因のうち、県土整備部は16年度に比べ、49億円減となっており、増減の減額分を見ると、直轄事業が28億円減、県単公共事業が16億円減、国補公共事業が13億円減となった。
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建通新聞社