建設新聞社
2016/12/12
【東北・宮城】登米市新クリーンセンターの実施設計・施工 約91億でJFEエンジニアリング
宮城県登米市は、同市豊里町で整備を計画している新クリーンセンターの建設について、実施設計・施工一括で選定を進めた結果、91億6500万円でJFEエンジニアリングと仮契約を結んだ。今後、14日に行う12月定例会で工事契約に係る追加議案を提出し、承認を経て正式契約を結ぶ。
本件は、11月に一般競争入札で開札を行ったが、不調となったため、今月1日に同社と見積もり合わせを行った。
新クリーンセンターは、同市豊里町平林地内にある既存処理施設が稼働開始から27年経過し老朽化が進んでいることから新設を計画しているもの。
建設場所は同市豊里町笑沢地内の敷地5万5000平方bで、このうち1万4900平方bを施設用地とする。
新施設の概要は、エネルギー回収推進施設(焼却処理施設)が、処理能力70d/日で全連続ストーカ焼却式を採用。マテリアルリサイクル推進施設(破砕処理施設)は、処理能力16d/日としている。
なお、基本設計は日本環境衛生センターが担当。施設完成は2019年11月末を予定している。
提供:建設新聞社