富山県内の食品スーパーが加賀市弓波町への進出を検討していることが9日までに分かった。同日に開かれた加賀市議会12月定例会の中で明らかになった。
市内の民間工事について岩村正秀議員が質問し、富山の食品スーパーの進出を示唆した。進出予定地は農業振興区域となっていることから、地元が土地の有効利用を市へ要望したことを紹介。「駅から近い場所であるため、周辺整備と合わせて考えていく必要がある」と述べ、農地転用など行政手続きも含め、市の支援を求めた。
これに対し、眞田茂樹建設部長が「弓波町から地元の振興のため、土地利用の要望を受けている。加賀温泉駅周辺の土地利用については、北陸新幹線開業に合わせ、市全体の方針を踏まえた上で都市計画の見直しを通じ、検討していきたい」と答えた。