松山市は、味生分団消防ポンプ蔵置所新築を2017年度に発注するため、構造設計を根津設計(松山市)に委託した。期間は17年3月10日まで。規模は鉄骨造2階建て延べ120平方b。発注方法は建築主体・電気設備・給排水設備の3分離。建設地は北斎院町414ノ2。
16年度は8カ所の消防分団ポンプ蔵置所新築を計画していたが、味生分団と坂本分団窪野蔵置所(窪野町)は17年度発注となる。窪野の規模は鉄骨造2階建て延べ70平方b。
市は大規模災害に備えるため、消防団の活動拠点となる市内110カ所のポンプ蔵置所のうち、旧耐震基準の施設を10年度から建て替えており、15年度末までに85カ所の耐震化が完了。当面、2階建ての施設を優先的に建て替えており、味生分団と坂本分団窪野の建て替えによりほぼ完了することから17年度以降は、旧耐震基準の平屋施設16カ所の整備検討が図られることとなる。また島しょ部の1カ所についても建て替えるか今後、検討される。
提供:建通新聞社