中土佐町は、新庁舎建設基本設計を公募型プロポーザルで行った結果、最優秀者に梓設計関西支社・若竹まちづくり研究所設計共同企業体(大阪市・高知市)を特定した。納期は2017年3月末。引き続き実施設計も同設計JVで進める予定。
公開のプレゼンテーション・ヒアリングで行った第二次審査には4者が参加し、次点は昭和設計・細木建築研究所設計JVだった。業務実施方針や災害拠点としての機能、人にやさしく・利用しやすい庁舎、高機能・低コストの実現などの課題に対する提案があり、最優秀者が全体的に高い評価となった。
庁舎本体の規模は約2700〜3200平方bを予定しており、このほか駐車場は駐車場棟と平面駐車場を合計し約230台を見込む。建設場所は久礼中学校校庭東側の久礼6663ノ1他で、敷地面積は約7750平方b。建設の予算規模は20億円以内としている。
また今回の業務概要は新庁舎本体の基本設計のほか、駐車場・進入道路・自家用給油所・斜面補強対策・久礼中学校校庭の改造・外構などの付帯工の基本設計を行う。
今後の計画では、基本設計に引き続き実施設計を17年4月〜18年1月で進め、建設工事は18年4月〜20年3月までを予定している。
提供:建通新聞社