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　中央市の第４回市議会定例会は６日に開会し、田中久雄市長は所信表明で庁舎や都市公園整備の事業進ちょくを報告。厳しい財政見通しのなか、リニア新幹線に伴う公共施設移転などの大型事業を控えて、来年度の予算編成作業を進めていると述べた。
　市庁舎整備については、各課の配置を含めた平面計画案をまとめ、概要を今議会で説明するとした。年明けにはパブリックコメントにより市民からの意見を聴取。年度内に基本設計をまとめ、来年度着手の実施設計完了後、速やかに着工する考えを示した。
　敷地外に整備する駐車場用地については田富庁舎南側を候補地として、地権者の同意が得られたとして、取得関連費用を来年度予算で対応する方針。
　田富北小学校の移転地となるため、田富ふるさと公園の代替として計画する都市公園は、災害発生時に防災拠点となり得る施設がないため、救助復旧の拠点および応急仮設住宅の建設などの避難拠点としての機能を有する約５ｈを計画。10月に地権者への説明会を開き、賛同を得たと報告した。
　市営小井川駅駐輪場や玉穂中央児童館、成島２号公園の移転に関しては、庁内の関係各課で組織する部会で検討中とした。