高岡市は、総合体育館整備事業で、基本設計を
梓設計(東京都品川区)・創建築事務所(高岡市野村)JVで進めている。引き続き、実施設計に移行。委託期間となっている17年3月31日の完了を目指す。
建築規模はSRC造等3階建て、延べ床面積約1万4000平方メートル。観覧席が固定席と可動席を合わせ約3500席。また、仮設席として約1500席を設けることで、最大収容人員は5000人規模となる。メーンアリーナとサブアリーナ、トレーニングルームのほか、研修室、会議室、ダンススタジオ、多目的運動室、ドーピング検査室などを設ける。
建設場所は高岡スポーツコア内の二塚428−1。敷地面積は約1万7000平方メートル。近く、地質調査に着手する。
着工は17年度で、20年の東京オリンピック・パラリンピックにおける事前合宿の誘致も見据え、20年度初めのオープンが目標だ。
総合計画第3次実施計画では事業費を78億円と試算する。