トップページお知らせ >地方ニュース

お知らせ

地方ニュース

北陸工業新聞社
2016/12/09

【石川】宝達志水町/きょう公告開発事業者を公募/今浜IC付近のホテル跡地/プロポ、15日から受付/「宝のなぎさ交流促進事業」で

 宝達志水町は、のと里山海道今浜インターチェンジ(IC)近くに位置する町有地「旧ダイヤモンド能登ホテル跡地」の有効活用を図るため、交流拠点施設を整備する開発事業者をプロポーザル方式で公募する。9日に町ホームページで募集要項を公告。参加登録書の受付期間は15日から26日まで。
 町は「宝のなぎさ交流促進事業」として、旧ホテル跡地に民間資金やノウハウを活用した交流拠点づくりを計画。新たなにぎわい創出や交流人口の拡大を図るのが狙い。応募できるのは単独または複数のグループ企業で、地元の農畜水産物・特産品の販売店舗や、飲食店、オートキャンプ場、展望台、芝生広場、トイレ、駐車場といった施設建設の提案が求められる。
 開発事業者は、自己資金で施設整備、維持管理・運営を行う。事業用地は、今浜ICそばの敷地1万5819平方メートル(今浜ソ1の25)で、土地の貸付期間は10年以上30年未満とする。
 プロポーザルでは、来年1月10日から27日まで提案書を受け付ける。2月1〜10日の期間中にヒアリングなどを実施。同28日に最優秀者に特定した開発事業者を公表する予定としている。
 ダイヤモンド能登ホテルは、千里浜なぎさドライブウェイ近くの1978(昭和53)年にリゾートホテルとしてオープンした。その後、07(平成19)年3月に発生した能登半島地震の影響などで閉館した。現在、建物は解体され、さら地となっている。

hokuriku