高岡市末広西地区再開発事業で事業施行者のタカラレーベンは、17年1月に指名競争入札で施工者を選定する。早ければ今月中にも指名通知が行われるもよう。
事業主体は、地権者らでつくる末広西地区セブンラック協議会(関谷信一会長)。マンションを主体とする再開発ビルとなり、建設規模はRC一部S造地下1階地上16階建て、延べ床面積約1万2630平方メートル(建築面積約1440平方メートル)。1階にテナント2区画、2階に末広町商店街振興組合の交流拠点「べっぴんサロン」が入り、3階以上が居住部分となる。3LDK〜4LDKの98戸を分譲。17年春に販売開始される。
建設場所は末広町8―10ほかで、敷地面積が約2000平方メートル。
既存建物の解体工事をヒヨシが進めている。本体工事は17年2月中旬に着工し、19年春の完成を目指す。
総事業費は約38億円を見込む。
設計は都市設計連合(本部事務所・神戸市中央区)・押田建築設計事務所(富山市丸の内)JVが担当。