岐阜県林政部は、「森の恵みのおもちゃ美術館」(仮称)建設予定地の地下に整備する「宇佐地区文化施設共同駐車場」(仮称)の建設工事に、2017年3月をめどに着手する考えだ。このため、年明けから一般競争入札の公告に向けた執行手続きの準備が進められるもようだ。
計画によると、図書館や美術館などへの来館者用として、収容台数60台程度を想定し、地下に1層、面積約2400平方bの駐車場を整備する。
県は、9月補正予算で工事費9億6196万円を計上し、工事発注に備えている。
また、おもちゃ美術館の計画規模は、木造平屋約980平方b。美術館着工は駐車場を整備することからこの工事の進捗状況にもよるが、17年度の下半期の着工になるもようだ。
両施設の設計は、デザインボックス(岐阜市)が担当している。
おもちゃ美術館や共同駐車場の建設地は、旧・県福祉友愛プール(岐阜市宇佐4ノ2ノ2)を解体した跡地。
提供/建通新聞社(2016/12/07)