松山市は、島しょ部の小中学校5校のエアコン設置を1〜2月に発注する。整備のための事業費1億1450万円を12月補正予算案に計上した。島しょ部以外の小中学校のエアコン整備は、PFI方式で2017年春から19年8月末までの期間で設置、施工業者の選定作業が進められ、1日に四電工愛媛支店を代表とする12社のグループが約54億5000万円で落札した。一方、島しょ部の5校は従来方式で整備される。
島しょ部5校は興居島、中島、怒和島の興居島小学校(泊町甲425)と中島小学校(長師564)、怒和小学校(元怒和甲8)、興居島中学校(泊町甲425)、中島中学校(長師817)。
設置対象教室は興居島小が7室、延べ面積は279平方b。怒和小が6室、延べ面積は264平方b。中島小が10室、延べ面積は734平方b。興居島中が9室、延べ面積は624平方b。中島中が10室、延べ面積は868平方bとなっている。設計は日創設計(松山市)で進めている。
12月補正予算案に計上した事業費は小学校エアコン整備事業費6000万円、同 中学校が5450万円。
島しょ部以外の小学校51校1321教室、中学校27校675教室、合計78校1996教室のエアコン整備については、設計・設置・維持管理を一括で委託するためPFI方式を導入、7月から事業者の選定作業を進めており、17年1月中旬に決定する。本契約は17年3月下旬。機器の設置は17年春から19年8月末までの期間で行い、維持管理期間は30年3月31日までとなっている。
提供:建通新聞社