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　大野市は、１２月補正予算案に「文化会館整備基本計画策定事業費」として１８９０万３０００円を計上した。新築での整備を目指す文化会館について、基本計画の策定および民間のノウハウや資金を活用したＰＦＩ方式を導入する可能性の調査を行う。
　現在、サンワコンが整備基本構想策定業務を進めており、１月の策定を予定。基本計画策定業務については、１月末頃にも公募型プロポーザル方式での公告を見込んでおり、履行期間は１７年度いっぱいを想定している。
　有明地係の文化会館は６６年竣工。建設規模はＲＣ一部ＳＲＣ造３階建て延べ３１６１・０３平方メートル。８６年には大規模改修を実施しているが、０８年に実施した耐震診断によりＥ判定（倒壊などの震災が予想され補強による対処は困難）の結果を受け、市では、これまでに学識経験者、各関連団体代表者、公募した市民などから成る文化会館在り方検討委員会や整備基本構想策定委員会などを設置し、新しい文化会館整備の基本方針や建設候補地、機能などを協議していた。