富山県土木部管理課は5日、富山市西長江地内「富山県立大学看護学部教育棟新築工事」を、条件付一般競争入札で公告した。
15日まで申請書を受け付け、17年1月19日に開札する。参加資格は県内の建築A等級3社で結成された共同企業体で、代表者が総合数値1100点以上など。建設規模はS造4階建て延べ7749・84平方メートル(建築面積2418・86平方メートル)。内部に講堂、大講義室、中・小講義室、演習室、実習室、情報処理室、ラウンジ、事務局、倉庫などを設ける。工期は18年8月31日まで。予定価格は18億8130万円。
県立中央病院北側の総合衛生学院(3年制)を改組し、4年制の看護学部を新設する。S造平屋建て468・77平方メートルのエントランス棟(オープンラウンジ、食堂)を増築するほか、本館(RC造4階地下1階建て延べ4909・57平方メートル)を研究棟、別館(同3階建て延べ1605・28平方メートル・)を図書館棟に改修する。全体の延べ床面積は1万4757・22平方メートル。敷地面積は富山市西長江地内の約1万2200平方メートル。駐車場は110台分を確保する。19年4月の開学を予定している。入学定員は120名に増やす。
設計は押田建築設計事務所が担当。