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日本工業経済新聞社(群馬)
2016/12/05

【群馬】新高校2校を来年度建設へ

県教育委員会管理課は来年度、富岡・甘楽地区と吾妻地区で新高校の建設工事に着手する。富岡・甘楽地区は来年6月中旬、吾妻地区は5月初旬の着工を目指し、それに向けて入札手続きを進めていく。工事はいずれも3分離(建築、電気、機械)ないしは4分離(建築、電気、給排水衛生、空気調和)での発注となる可能性がありそうだ。両校とも2018年4月の開校を予定する。
富岡・甘楽地区の新高校は、現在の富岡高校地(富岡市七日市)に建設する。
新校舎はS造2階建てを想定。石井設計(前橋市)が基本設計を担当しており、引き続き実施設計を進めている。規模は現段階では未定。
本年度は弓道場の移転工事、格技場と理科棟の解体工事を行う。今月2日に指名競争入札を執行し、移転工事は広木工業(富岡市)、解体工事は上原産業(高崎市)が落札した。移転工事は来年2月末、解体工事は3月中旬の工期を見込んでいる。その後の文化財調査を経て、新校舎の増築と既存校舎の改修工事に着手する。現在の富岡高校は男子校だが、新高校は男女共学になることから、改修工事では女子トイレを増やすなどトイレ改修がメーンとなりそうだ。
吾妻地区の新高校は、現在の中之条高校地(中之条町中之条町)に整備、S造3階建てを見込んでいる。亦野建築設計事務所(前橋市)が基本設計を担当している。現在は引き続き実施設計を進めており、現段階で規模は未定。
体育館北側の駐車場として利用されている用地に新校舎を建設する。併せて一部既存校舎の増築工事やトイレ改修工事も行う。富岡・甘楽地区の新高校よりも高層になるため、若干早く着工となりそうだ。
いずれの高校も18年4月の開校を予定しており、同年2月末までの完成を見据えて整備を進めていく。