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建通新聞社(中部)
2016/12/05

【岐阜】笠松町 下門間汚水幹線新設 極東技工コンに設計委託

 笠松町は、松枝処理分区の下水道整備事業のうち2017年度分として、下門間汚水幹線を新設する。この設計を極東技工コンサルタント岐阜事務所(各務ケ原市)に委託した。17年3月24日までにまとめる。工事は、国の補助金交付対象工事となるため、17年度整備を予定してはいるが、発注時期などは未定。
 整備対象となる地区は北及他1。下門間汚水幹線を新設するとともに、同幹線に接続する枝線の面整備を行う。
 新設する下門間汚水幹線は、町道門間1号線を起点に町道北及田代(でんだい)1号線までの町道門間北及5号線の直下に埋設する汚水管。施工延長は284b。管径は250_を想定している。工法(推進か開削)については、設計の中で、より効果的に行える方法を選択する。
 一方、面整備は、町道門間1号線の一部と町道門間4号線の一部の直下に枝線を新たに敷設し、幹線に接続する。これは開削工法を想定している。施工延長は494b。管径は150〜200_となる。
 いずれの工事も詳細については今回委託した設計の中で詰める。工事を分割するか一括とするかなど、発注方法については現段階では未定。
 笠松町の事業計画予定処理区域は、中心市街地を含む笠松南処理分区や金池処理分区の大部分と、笠松北処理分区、米野処理分区の他、松枝処理分区、円城寺処理分区および下羽栗処理分区の一部となっている。
 現在は、流域関連公共下水道として16年3月に変更認可した668・4fについて事業を進めている。このうち、松枝処理分区は、337・1fが対象。
 全体の整備進捗率は72・4%となっている。

提供/建通新聞社(2016/12/05)