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北陸工業新聞社
2016/12/05

【石川】県土木部/12月補正案に34億余計上/里山海道4車線化など促進

 石川県土木部は、のと里山海道4車線化(柳田IC〜上棚矢駄IC間)や金沢外環状道路海側幹線(4期区間)など、広域交流ネットワーク道路計22路線の整備を促進するため、12月補正予算案に事業費34億4329万円を盛り込んだ。
 今補正対応で、『ダブルラダー輝きの美知』構想の南北幹線構成路線に位置付ける▽のと里山海道4車線化▽金沢外環状道路海側幹線▽加賀海浜産業道路▽南加賀道路―などの事業推進を図るほか、能越自動車道「輪島道路」、金沢東部環状道路、国道8号「小松バイパス」(いずれも国直轄事業)の整備負担金を計上している。一方、東西幹線構成路線では来年度中の完成、供用を目指す奥能登横断道路「小間生バイパス」などの整備を促進する構えだ。
 なお、広域幹線道路整備の基本方針『ダブルラダー輝きの美知』構想では南北幹線の骨太化に加え、東西幹線の追加により県土を隈なく網羅する幹線道路網の形成を進めることで、県土の更なる一体化や新幹線開業効果の県下全域への波及、大規模災害時における迅速な避難、救援活動の実現等の効果が期待される。

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