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北陸工業新聞社
2016/12/03

【福井】22年度の分譲開始目指す/おおい町新産業団地適地選定へ調査/4.5〜5ヘクタール規模想定で

 おおい町は、かねてから計画する新たな産業団地について、22(平成34)年の分譲開始を目指していく構え。このほど行われた記者会見で中塚寛町長が説明した。
 中塚町長が「候補地は町内4地区から適地と思われる個所を抜粋している」とし、現段階で3ないし4つの候補地が挙がっていることを明らかにした。物流アクセスの利便性が高い個所を前提に計画面積は「4・5ヘクタールから5ヘクタールで考えている」との見解を示した。
 今後、適地選定に向けたボーリング調査と掘削土のサンプル試験を行った上で、17年度中に最終候補地を選定し、地権者と交渉を進める方針。
 なお、12月補正予算案には産業団地造成に伴う地質調査業務委託料として276万円(17年度を期間とする債務負担行為)を盛り込んでいる。
 事業計画策定業務は大樹測量設計(小浜市生守)担当。
 町では、全線開通した舞鶴若狭自動車道の経済波及効果も織り込み、周辺自治体との連携を図りながら地元産業の活性化を狙う。

hokuriku