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日本工業経済新聞社(山梨)
2016/12/02

【山梨】南ア市補正案に8校の非構造部材耐震費

 南アルプス市は、12月定例議会に上程する補正予算案を公表した。建設関連では、非構造部材耐震化事業に3億6961万7000円、庁舎整備事業に8159万4000円、西別館石綿対策事業に7792万2000円、桃源文化会館施設整備事業に4050万円を計上した。
 非構造部材耐震化は、白根源小、芦安小、小笠原小、櫛形北小、櫛形西小、白根東小、若草小、若草中の8施設を対象に、校舎や屋内運動場の家具の固定、天井や照明器具の改修などを行う。
 経費の内訳は、白根源小で2719万5000円、芦安小で940万1000円、小笠原小で1億5571万4000円、櫛形北小で7096万4000円、櫛形西小2599万円、白根東小で2441万8000円、若草小で3717万7000円、若草中で1875万8000円。
 庁舎整備は、本庁舎と西別館の長寿命化を目的とした耐震補強を含めた改修や、狭あい解消するため耐震棟の増築などを行う。補正予算案では、基本計画に基づく実施設計業務費を確保した。
 施設規模は、耐震補強を行う本庁舎がSRC造4階建て延床面積3952uで、西別館がRC造3階建て延床面積2078u。増築する耐震棟はRC造2階建て延床面積1600uを想定している。
 西別館石綿対策は、3階の天井、床、内装、エアコン、電気設備などを改修するもの。内訳は工事7549万2000円、監理委託243万円。
 桃源文化会館施設整備は、築32年が経過し老朽化が見られるため大規模改修工事を計画しており、これに伴う設計業務を行う。現段階では、外壁、トイレ、ロビーの改修や照明器具の更新などを見込む。
 このほか補正予算案には、道水路の維持管理に2992万7000円、保健指定管理施設維持補修に1486万1000円、林業施設災害復旧に987万6000円、防災行政無線維持管理に503万8000円、甲西支所財産管理に259万2000円、青少年児童センター維持管理に252万5000円などを盛り込んでいる。