昭和丸筒グループ(大阪府東大阪市桜町8ノ1)は、鈴鹿市伊船町地内に新工場を建設するため、11月25日に鈴鹿市と立地協定を締結した。
施工者は内定しており、12月下旬に着工、2017年10月に操業を開始する予定だ。
鈴鹿市内(平田中町、広瀬町)で操業している2工場を移転集約する。鈴鹿市中央工業団地(鈴鹿市伊船町)の敷地7860平方bに家庭用ラップフィルムの芯などを製造する工場を建設する。
投資額は用地費を含めて約10億円。新工場の規模は鉄骨造平屋約3740平方b。耐震補強や空調設備を充実させることで安全性、品質管理の向上を図る。この他、建設地が鈴鹿インターチェンジまで約500bと近いため、好立地を生かした事業拡大も視野に入れる。
移転後の2工場の活用は未定としている。
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建通新聞社