建通新聞社(神奈川)
2016/12/01
【神奈川】黒岩知事 五輪協議の遅れにいらだち
2020年の東京オリンピック・パラリンピック競技大会の関係者協議が遅れていることについて、神奈川県の黒岩祐治知事=写真=は11月30日の県議会で、「異常事態」「ゆゆしき事態」といらだちをあらわにした。セーリング江の島会場の整備については、国際大会などを開ける恒久施設を整備し、五輪のレガシーとしたい考えを示した。
大会組織委員会は、年内に全体の開催経費の見込みをまとめた後に、組織委員会と東京都との役割分担について議論する方針。都以外の自治体の役割分担については、これらが整理された後に議論される見通し。
黒岩知事は、「役割分担、費用負担を早くしてくれというのは1年以上も前から言っていること。セーリング会場は18年のプレプレ大会に間に合わさなければならない。切羽詰まった¥況だ。いまだに役割分担、費用負担が決まっていないのは異常事態=B大変ゆゆしき事態≠ニ思っている。今後、力強く協力に発進していきたい」と述べた。
提供:建通新聞社