大阪府がまとめた2016年度上半期(4〜9月)の建設工事成績評定結果によると、対象案件は全351件で、このうち松本組が「大阪府営千鳥橋第2期高層住宅・建て替え新築工事」(建築)で得た86点が検査成績点の最高点となった。
2位はコーナン・富国特定建設工事共同企業体が「大阪府豊中警察署改築工事」(建築)で得た85点。3位は▽土商―一級河川西除川改修工事・野田井堰下流左岸(土木)▽東洋建設大阪本店―堺泉北港汐見3号岸壁更新工事その3(〃)▽ピーエス三菱大阪支店―安威川ダム左岸道路橋梁上部工事・10号橋(〃)▽日本ピーエス大阪支店―都市計画道路堺港大堀線近鉄跨線橋上部工事その1(〃)▽榎並・建研特定建設工事共同企業体―大阪府営瓜破2丁目第3期高層住宅・建て替え新築工事(建築)―の5社が84点で並んだ。
工種別に見ると、土木は、土商、東洋建設大阪本店、ピーエス三菱大阪支店、日本ピーエス大阪支店の4社がいずれも84点で並んでトップ。建築は3位の榎並・建研特定JV以下、村本建設大阪支店が83点で4位、5位には山本工務店と北陽が82点で並んだ。設備は東芝エレベータ関西支社の82点がトップ。2位にはオーク設備工業関西支社と主計管工が81点で入った。
全件の平均点は76・3点。工種別では土木が76・4点(200件)、建築が76・3点(35件)、設備が76点(116件)で、差はあまり見られなかった。
※大阪府工事成績(上半期80点以上)の表は建通新聞電子版に掲載中
提供:建通新聞社