日本工業経済新聞社(埼玉)
2016/11/30
【埼玉】戸田市が個人住宅の改修助成制度を継続へ
戸田市は工事費20万円以上を要する個人住宅などの改修に対し、費用を助成する制度を設けている。助成額は工事費の5%以内で、10万円が上限。地域経済に対する波及効果が大きく、市民からのニーズも高いことから、2017年度以降も制度の継続を予定している。
12年度の開始から15年度末までの4年間で活用実績は65件。補助金総額は約400万円で、総工事費約1億1800万円の経済効果を生んでいる。
対象は、市内に住民登録があり1年以上居住しているなど条件を満たした個人が所有する住宅の家屋部。店舗などが併設する場合は居住部分、集合住宅の場合は個人の専有部分に限る。施工は市内に本店のある業者が必ず行う。例年4月1日から受け付けを開始し、翌年2月末までに改修を完了することが条件。