浜松市の創造都市推進会議は、市教育文化会館(はまホール、浜松市中区)後継施設の基本構想策定に向け、市民団体や事業者を対象にニーズを調査する考えを示した。市役所で開いた2016年度2回目の会合で明らかにした。12月中旬から17年1月中旬にかけてアンケートを実施する他、2月末までにインタビュー調査を実施する。
市は休館しているはまホールの後継施設として、新たに文化創造拠点施設を整備する方針を示している。調査結果を基礎資料として、17年6月までに基本構想案を取りまとめる予定だ。
調査はアンケートとインタビューで実施。アンケートは、15年度に市内の17ホールを利用した音楽や舞踏、演劇グループ、学校など約300団体から新施設に求める規模や機能などについて意見を聞く他、市内の楽器メーカーや観光業者、イベント事業者20社程度から文化、産業振興などへの活用方策を聞く。
インタビュー調査は、アンケートで高い関心を示した団体や事業者の中からそれぞれ10団体程度を選び、回答内容を掘り下げる予定でいる。
提供:建通新聞社
(2016/11/30)
建通新聞社 静岡支社