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建通新聞社(東京)
2016/11/25

【東京】幸仁会のヴィラ花畑など特養創設4件、改修5件が始動

 幸仁会(兵庫県淡路市)による「介護老人福祉施設ヴィラ花畑」の創設や、白陽会(大田区)の「特別養護老人ホームゴールデン鶴亀ホーム」の大規模改修など、特別養護老人ホームの創設4件と大規模改修5件が動き出す。いずれも東京都の補助内示を得たことから今後、各施設の設置・運営法人が施工者を選定し、2016年度中に着工する。
 幸仁会が新築するヴィラ花畑の規模は鉄骨造5階建て延べ4709平方b。ユニット型一部従来型で、特養108人、ショートステイ12人を受け入れる。建設地は足立区花畑8ノ7ノ6他(地番)。18年6月の開設を予定している。
 東京都内や宮城県内で高齢者福祉施設を運営する七日会(青梅市)は、財務省関東財務局の所管する土地(小金井市貫井北町3ノ880ノ9、地番)を借り受け、鉄筋コンクリート造5階建て延べ7617平方bの規模で「特別養護老人ホーム貫井の杜」を新築する。ユニット型で定員は特養152人、ショートステイ16人。18年5月に開設する。
 フロンティア(豊島区)は、豊島区池袋4丁目で運営する「特別養護老人ホーム養浩荘」を、豊島区池袋本町1ノ201(地番)に移転新築する。規模は鉄筋コンクリート造地下1階地上3階建て延べ3391平方b。ユニット型の特養の定員を現在よりも10人多い60人とする。開設予定は18年6月。
 桐仁会(調布市)は、杉並区宮前5ノ255ノ1他(地番)に「特別養護老人ホーム杉並区宮前園」を創設する。規模は鉄筋コンクリート造3階建て延べ4527平方b。ユニット型で特養78人とショートステイ10人を受け入れる。18年6月の開設を目指す。
 白陽会は大田区矢口1ノ23ノ12で運営しているゴールデン鶴亀ホームを大規模改修する。規模は鉄筋コンクリート造地下1階地上3階建て延べ4043平方b。従来型で特養80人、ショートステイ10人の定員は変えない。17年6月に完成させる。
 東京都同胞援護会(新宿区)は、豊島区長崎3ノ26ノ4で運営する「ゆたか苑」を大規模改修する。規模は鉄筋コンクリート造地下1階地上3階建て延べ2056平方b。定員はこれまでと同じで、従来型の特養50人、ショートステイ4人。完成予定は17年7月。
 育秀会(練馬区)が大規模改修する「特別養護老人ホーム育秀苑」の規模は鉄筋コンクリート造地下1階地上3階建て延べ2167平方b。従来型で定員は特養60人、ショートステイ5人のままとする。所在地は練馬区桜台2ノ2ノ8。18年2月の完成を目指す。
 月峰会(八王子市)は、町田市相原町2017ノ1で運営している「特別養護老人ホーム杏林荘」を大規模改修する。既存施設の規模は鉄筋コンクリート造2階建て延べ1611平方b。従来型の特養で定員50人は変更しない。完成予定は18年1月。
 青梅白寿会(青梅市)は、奥多摩町丹三郎56ノ1にある「シルバーコート丹三郎」の大規模改修を実施する。規模は鉄筋コンクリート造4階建て延べ4044平方b。定員は変更せず、従来型の特養100人とショートステイ2人。17年7月に完成させる。

提供:建通新聞社