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　国土交通省江戸川河川事務所は川村建設と共同で、千葉県立市川工業高校建築科１年生約80人を対象としたＩＣＴ活用工事の見学会を開催した。現場は川村建設が施工する吉川市下内川地区のＨ27下内川地区堤防整備箇所で、工事協力会社にはフソウ開発工業、アクティオ、マナブ測建が名を連ねている。
　今回の見学会は９月に関東地方整備局で公表した、“地域インフラ”サポートプラン関東２０１６で示した建設業のイメージアップや担い手の確保を図る現場見学会の一環で、同事務所では初となる。
　ドローンを使用した空中写真測量のもようを見学したほか、マシンコントロールドーザやラジコンバックホウといったＩＣＴ建機の操作などを体験した。生徒は一様に目を輝かせて取り組んでいた。最後にドローンにより、記念撮影を行った。
　女子生徒の吉嵜凜（よしざきりん）さんは「いろいろな機械を見ることができて楽しかった。身近に教えてもらえて勉強になった。将来の選択肢として考えたい」と満足そうな表情で話した。