一般社団法人平鹿建設業協会(武茂広行会長)は26日、秋田県建設業担い手確保育成支援事業の一環として「よこて建設女子会〜集まれ!横手をつくる女性たち〜」(後援:県教育委員会)を開催した。県内初となる女子高校生と建設会社の女性社員が集うイベントで、県南地区の女子高生、会員企業のほか、国や県、市から26名が参加し、工事現場見学会やパネルディスカッションなどを行った。
工事現場見学会では、湯沢河川国道事務所発注の石成交差点改良舗装工事(横手市平鹿町醍醐字醍醐)を見学。実際に女性誘導員が働く現場で、工事作業のほか、女性専用の休憩室や更衣室、トイレを見学し、女性も働きやすい環境づくりに触れた。
建設女子会としてパネルディスカッションなども実施。パネルディスカッションでは女子高校生から、技術者や建築デザイナーになるための資格や仕事のやりがい、男女平等に仕事ができるのか、職場環境などについて質問があり、会員らが回答した。参加した女子高校生からは「想像以上に女性への配慮がなされている」などの声が聞かれた。
提供:秋田建設工業新聞社