日刊建設工業新聞
2016/11/28
【鳥取】11月県会開会 県中部地震の緊急対応などに追加補正案39・9億円を提案
11月定例県議会は25日開会し、平井伸治知事が県中部地震の緊急対応を盛り込んだ総額39億8900万円の補正予算案を提案した。補正後の一般会計総額は3930億円。会期は12月19日までの25日間。
平井知事は提案説明で「地震の復旧・復興に向けていち早く予算を増額し、支援に万全を尽くす」と決意。その上で「企業活動の支援や県有施設の大規模天井耐震化、県立学校の安全対策に積極的に取り組む」と述べた。
主な補正内容は、被災世帯の再建と修繕に12億0100万円、県有14施設の天井耐震対策の設計費2億5500万円、県立学校のつり天井や照明器具の耐震対策に8100万円など。
今後の議事日程は代表質問(自民党)と地震関連の先議議案採決が30日、一般質問は12月2日から6日間。