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建通新聞社
2016/11/28

【大阪】大阪市生野区 学校再編整備

大阪市生野区は、現行の5中学校12小学校を4中学校4小学校に再編する。現在、各学校区での基本合意に向け、地元住民らと協議を進めている。基本合意が得られれば、各再編学校の整備計画の策定に着手し、順調に進めば2018年度にも設計に入りたい考えだ。
 新たな学校の配置計画で、再編中学校の場所となるのは▽勝山中と鶴橋小第2運動場▽大池中▽生野中▽田島中―の4カ所。また、小学校は▽東桃谷小▽中川小▽西生野小▽田島小―の4カ所となる。今後、再編に向けて各学校で校舎の増築工事などが見込まれる。
 区が想定した再編後の児童生徒数(19年春開校の場合)は、勝山中学校区と鶴橋中学校区で、中学校は271人・同校区小学校は630人。大池中学校は194人・同校区小学校は460人、生野中学校は304人・同校区小学校は544人、田島中学校は156人・同校区小学校は353人。
 学校の跡地は、防災拠点として引き続き活用できるようにし、地域のコミュニティー支援やまちの活性化につなげる。新たな活用手法は、各中学校区の学校設置協議会設置後に検討していく方針だ。
 生野区は、市内で最も多い13校の小規模校があるため、24区で唯一特区構想を策定、重点的な取り組みを進めている。
 ※学校再編整備計画の対象校は建通新聞電子版に掲載中

提供:建通新聞社