静岡県は24日、国の経済対策への対応としての一般公共事業費8億6600万円などを盛り込んだ2016年度12月補正予算案を発表した。ラグビーワールドカップ2019開催推進事業費では、エコパスタジアムのピッチの人工芝整備費として債務負担行為の限度額6100万円を計上した。
一般公共事業費は、港湾の「災害対応の強化・老朽化対策」として国庫補助事業の防波堤整備に5200万円、社会資本整備総合交付金事業の物揚場整備などに4300万円。農業・農村事業では、農業地域生産力強化整備事業費として区画整理などの生産基盤整備に6億9100万円、県営基幹農業用水利施設機能保全向上対策事業費として用水路などの整備・補修に8000万円を計上した。
この他、市町などが行う地籍調査事業を補助する国土調査費助成1900万円を盛り込んだ。
12月補正予算案は、一般会計88億3500万円、企業会計1億3800万円の総額89億7300万円。投資的経費は41億3800万円(公共・直轄40億9800万円、単独4000万円)を追加補正する。
提供:建通新聞社
(2016/11/28)
建通新聞社 静岡支社