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建通新聞社(中部)
2016/11/25

【岐阜】美濃加茂市の新庁舎整備基本構想 ミユキデザインに

 美濃加茂市は、「新庁舎整備基本構想」の策定をミユキデザイン(岐阜市)に委託する。市役所庁舎の再整備の方向性を決める構想で、委託先はプロポーザル方式で5者の中から選定した。委託期間は2018年3月9日まで。委託料の上限額は18・19年度合わせて1000万円(税込み)としている。 基本構想では、新庁舎を生かしたまちづくり構想や建設候補地選定、事業手法(市が建設し、土地と建築物は市で所有、維持管理する従来手法の他に、民間物件を改修して新庁舎として活用するような官民連携)などを決める。また、今回の委託では12月上旬に立ち上げる基本構想策定委員会の運営支援や意見の取りまとめも合わせて行う。
 委員会は学識経験者や地域商工会の代表者、公募による市民ら約20人で構成。17年12月までに6回の検討会を予定している。
 市役所庁舎は1961年に建設。築後55年が経過し老朽化が著しく、施設の耐用年数も残り10年となっている。市では新庁舎建設特別委員会で過去3回の協議会を開き、市庁舎の現状調査や課題の整理を進めている。
 所在地は太田町3431ノ1。

提供/建通新聞社(2016/11/25)