全国情報ネットワーク：各地域で信頼される専門紙33紙で構成

大阪府は、２０１７年度当初予算の編成に向けて、各部局からの予算要求状況を公表した。一般会計の予算要求総額は１兆６９０９億２４００万円で16年度当初予算比２・６％減。特別会計は１兆２８４３億９７００万円で13・４％減となった。ハード事業では、門真市以南のモノレール延伸事業や、東住吉警察署建て替え整備事業などが盛り込まれた。
　都市整備部では、モノレール道整備費として８億５１３５万円を要求。門真市駅〜瓜生堂駅（仮称）延長約９�`の延伸事業などを実施する。17年度は測量・大気調査、基本設計などに着手する予定。
　また、連続立体交差費で１００億３６８１万円を要求。17年度は近鉄奈良線（東大阪市・延長３・３�`）、京阪本線（寝屋川市、枚方市・延長５・５�`）で事業を実施する予定だ。
　この他、久宝寺緑地スポーツ施設等再整備事業費に２０００万円を要求。同緑地東地区にある老朽化したプールの更新・改修方針を検討するため、マーケットサウンディング調査などを実施する。
　住宅まちづくり部では、密集住宅市街地整備促進費に８億３５５６万円を要求。道路・公園の整備、老朽建築物除去を行う市に対し補助する。対象市は、大阪市、堺市、豊中市、守口市、門真市、寝屋川市、東大阪市の７市。
　府警察では、東住吉警察署建て替え整備事業費で９３９７万円を要求。16年度に予定していた基本設計が17年度にずれ込んだ。17〜18年度に基本・実施設計を行う。
　この他、健康医療部では、大阪健康安全基盤研究所の施設整備事業費に１５９１万円、環境農林水産部では、山地災害・流木防止緊急対策事業費に２億４１４７万円を要求している。

提供：建通新聞社