北陸地方整備局金沢港湾・空港整備事務所は、金沢港の南地区岸壁(通称・無量寺岸壁)改良工事について、今年度内の着工を目指して作業を進めている。早ければ年内にも入札公告となる見通しだ。
同港内の金沢市街地寄りに位置する南地区岸壁(75年度完成、水深7・5メートル)のうち、老朽化が著しい延長260メートルを耐震化する。今年度第2次補正予算に事業費10億5000万円が盛り込まれおり、同事務所では延長260メートル中、補正予算を活用して160メートルを施工する計画。
工事は撤去工や既存岸壁の海側において新たな矢板を打ち込むなどの内容。
現在、耐震改良基本設計がいであ、土質調査が中央開発でそれぞれ進められている。