田上町は18日、「(仮称)道の駅たがみ・地域交流会館および原ケ崎センター実施設計・監理業務」について、堤建築設計事務所を最優秀提案事業者に決定した、と発表した。
選定に当たっては、指名型プロポーザルを採用。同社のほか、SD建築設計、細貝建築事務所、基設計、ワシヅ設計の計5者を指名。8項目で審査した結果、設計額8030万円、工事費15億6330万円を提案した同社に決定した。17年度当初予算に設計費などの関連経費を計上し、同年度早期の契約を目指している。
今事業は、国道403号線に面した役場向かいの敷地(原ヶ崎新田地内)に、地域交流会館、飲食・店舗、憩いの広場、観光情報案内施設、トイレなどを建設し、にぎわい・交流の拠点「道の駅たがみ」として整備するほか、旧原ケ崎交流センター(RC造延べ1326平方メートル)の耐震改修と延べ350平方メートル程度の増築を図る。
今後、17年度に実施設計やボーリング調査を行い、18・19年度に道の駅の建築工事と並行して、吉田新田地内にある旧原ケ崎センターの耐震改修・増築工事を行う考え。オープンは20年度中を予定している。