石井隆一富山県知事は18日、定例記者会見を開き、11月補正予算案の概要を発表した。
一般会計は19億5666万4000円で、累計額が5848億7260万円となった。▽未来を担う人づくり▽農業の振興▽観光振興と公共交通の活性化▽移住促進▽芸術・文化の振興▽安全・安心の確保―の6項目に分け編成した。石井知事は「国の第2次補正に伴い10月臨時議会を開いて予算計上したため、今回の補正は比較的少ない規模」と述べた。主な内容は次の通り。
▽県立大学施設設備整備事業 2億740万円、債務負担行為7840万円 新棟整備実施設計など
▽放課後子ども教室(一体型)設備整備事業 1168万3000円
▽産地パワーアップ事業 7927万6000円
▽交通施設バリアフリー化推進事業 2816万6000円 地鉄宇奈月温泉駅
▽にいかわ総合支援学校津波避難用屋外階段設置事業 2121万円
▽障害者支援施設等防犯対策強化事業 1827万円
▽可搬型速度違反自動取締装置導入事業 1080万円
▽道路補修等に係るゼロ県債の設置 債務負担行為18億円