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建通新聞社(中部)
2016/11/21

【岐阜】県工業技術研究開発棟など建設 2月着工へ

 岐阜県商工労働部は、工業技術研究所技術開発棟などの建設に当たり、敷地北側の建物跡地に残る基礎の解体・撤去と汚染対策を一括して発注する。2017年2月に着工する予定でいる。技術開発棟など新棟の建設工事については17年12月議会での請け負い契約締結案を提出できるよう入札手続きを執行する。17、18年度の2カ年で建設する計画だ。
 県は、新棟建設予定地(関市小瀬)から環境基準を超えるヒ素と鉛が検出されたことから詳細調査や対策方法を検討し、現在、歩設計(岐阜市)で設計を進めている。17年2月に解体などに着手し、同年中ごろに完了させ新棟着工に備える。
 新築する施設規模は、技術開発棟が鉄筋コンクリート造4階建て延べ約5840平方b、試作開発棟が鉄骨造2階建て延べ約1152平方b、排水処理室が鉄骨造平屋約52平方b。
 新棟の設計は小林建築設計事務所(高山市)が担当した。
 同研究所には現在、本館棟と共同研究棟、西実験棟、東実験棟、北実験棟の5棟の施設があり、新棟などは研究所敷地内北側に建設する計画でいる。

提供/建通新聞社(2016/11/21)