日本工業経済新聞社(山梨)
2016/11/18
【山梨】塩山駅南口を整備 甲州市が年明け検討会発足
甲州市は、JR塩山駅南口とその周辺の整備を計画しており、市民を交えた検討会を発足させ構想案を練っていく。
同南口については、現状の見通しの悪さを解消するため、ロータリーの中央にあるモニュメントの撤去および植樹帯の改修に1月にも着手する予定。ある程度ニュートラルな状態にして、リニューアル計画を進めていく方針だ。
検討会は、市民公募(3人程度、12月16日が申込期限)のほかは有識者など10人前後で組織される見通しで、年明けには初会合が開かれる見込み。市民の意見を反映させるようワークショップ的なおもむきで意見を出し合い、利用者目線での理想像を描きながら、現実性を帯びた内容に仕上げていく考え。来年度末まで1〜2カ月に1回程度の頻度の開催を見込んでいる。
現状、駅南口はモニュメントを中央に据えたロータリーがあり、バスの停留所3カ所、タクシーの乗降所および待機所を備えている。その西側の送迎用一時駐車場を含めた一帯での整備を想定している。
塩山駅については、JR側もトランスイート四季島の立ち寄りに絡んで駅舎改修に着手しており、新たな同市の玄関口を創造していくこととなる。
【写真:中央にモニュメントが据えられた広場。奥にタクシー待機所、一時駐車場がある】