越前市は、「北陸新幹線南越駅周辺整備事業」について、年内までに概略基本設計を完了させ、17年度に実施設計・用地取得に着手する方針だ。駅周辺や道の駅の着工は、共に19年度を見込む。
概略基本設計は帝国コンサルタントが担当。アクセス道の交差点設計および駅前広場、道の駅などの基本設計等を行っていたが、関係機関との協議に時間を要することから、当初9月末としていた履行期間を延長した。
計画によると、駅西側の約2・3ヘクタールには駅前広場(敷地面積4800平方メートル)、道の駅(同8000平方メートル)、多目的広場(同3000平方メートル)、修景施設(7000平方メートル)を整備。駅東側約1・8ヘクタールにはパーク&ライド駐車場を配置する。
道の駅の整備手法に関しては、公設民営やPFI方式を検討している。