京都市は17日、公募型簡易プロポーザルの「京都市立定時制単独高校整備事業設計業務委託ただし、建築及び設備基本設計・実施設計業務委託」について、内藤建築事務所(京都市左京区)を受託候補者に決定したと発表した。
プロポ参加者は、環境・建築研究所、コム・キューブ一級建築士事務所、住建設計、内藤建築事務所、中村設計、一級建築士事務所吉村建築事務所の6者。評価の合計点が最上位(79・4点)だった内藤建築事務所を受託候補者として11月14日に選定した。
履行期間は30年3月30日まで。
概算予定価格は1億3340万円(税抜)。
伏見区深草の伏見工業高校敷地の一部に定時制単独高校を設置する。計画によると、整備に先立ち一時的に使用する既存校舎(1号校舎、南校舎計4600u)の内部改修を行い、伏見工業高校の機能を移し、既存校舎(2号校舎、本館、格技場及び体育館計4900u)の解体撤去工事を行う。その後、既存校舎の解体跡地に定時制単独高校の新校舎の新築及び既存校舎(呉竹館3000u)の改修工事を行い、新定時制単独高校として開校する。
プロポの対象建物は、▽新築[新校舎]RC造(プレストレストコンクリート造併用)一部S造4階建、延約7000u▽改修[1号校舎]RC造3階建、延約3400u、[南校舎]RC造2階建、延約1200u、[呉竹館]RC造4階建、延約3000u▽解体[2号校舎]RC造2階建、延約1400u、[本館]RC造3階建、延約1900u、[挌技場]SRC造2階建、延約400u、[体育館]SRC造2階建、延約1200u。
29・30年度に工事を進め、31年度の開校を目指す。