大仙市上水道課は、大曲上水道宇津台浄水場築造の機械・電気設備工事を開札、オルガノ・羽後・玉川特定建設工事JVが14億520万円(税抜)で落札候補者に決定した。17日以降に正式契約し、平成31年3月15日の工期で推進する。計画は、施設が建設後50年以上を経過し老朽化が進んでいるため更新するもの。既存施設は昭和33年度に完成し、昭和34年度に給水を開始した。新施設の完成後、31年度以降に既存施設の解体を発注する予定。
今回、発注した工事のうち、機械設備では前処理設備(フラッシュミキサ3台、フロッキュレーター6組、水中牽引汚泥掻寄機、傾斜管式沈澱池3池)、急速ろ過設備(重力式複層ろ過池4池)、浄水池設備、排水排泥設備、濃縮槽設備、薬品注入設備、場内配管を整備。電気設備では、受変電設備、動力設備、自家用発電機設備、監視制御設備、取水ポンプ速度制御設備を整備する。
工事費の年割額は今年度が1億8,659万9,000円、29年度が9億9,177万7,000円(いずれも支払限度額)、30年度が4億2,975万4,800円(支払予定額)。
現在、同浄水場の土木・建築工事(施工:秋田振興・荒屋鋪特定建設工事JV)も31年3月15日の工期で推進している。
提供:秋田建設工業新聞社