ホテル・マンションを全国展開するアパグループ(本社・東京都港区赤坂、元谷外志雄代表)が、富山市新根塚町で計画の分譲マンション「プレミア〈富山けやき通り〉」の起工式が15日、90人が出席し開かれた。
プレミアシリーズとしては、富山エリア第3弾となる。設計は日企設計(大阪市北区)、施工は熊谷組・丸西組JV。17年12月末の完成、18年2月末の入居を予定。
神事に先立ち開催された記者会見で、アパマンションの元谷拓代表取締役社長は、「住環境が良い地域での開発であり、3重のセキュリティ、エコ仕様としてオール電化、エコキュート、ディスポーザーを採用。暮らしやすく、ゆったりとした間取り」と特長を説明。さらに、「ここ20、30年の住環境の変化で、戸建てから分譲マンションにシフトしつつあり、需要は見込める。富山での需要が見込めれば、今後もさらに供給していく」との意欲を示した。
建設規模は、RC造8階建て延べ8956・49平方メートル。87戸で間取りは2LDK〜4LDKの30タイプ。建設地は新根塚町1丁目821番1の3991・13平方メートル。駐車場は78区画で、うち12区画が分譲ガレージ。
安全性強化へ、ロック機能はエントランス、1階エレベータードア、住戸玄関のトリプルセキュリティとし、住戸玄関にはボタンを押してキーをかざせば解錠できるノンタッチキーを採用。LED照明、節水型トイレなど環境にも配慮した。オーナー特典では、遠方の家族や友人のゲストルームとして、アパヴィラホテル富山駅前、アパホテル富山駅前を特別価格(シングル3000円、ツイン5000円)で利用できるようにした。
なお、プレミアシリーズの富山市内第4弾として、分譲マンション「(仮称)プレミア富山宝町新築工事」も計画中。