浜松市は、休館が続いている可美公園水泳場(南区増楽町)について、屋内プール屋根の腐食対策などとして大規模改修を計画しており、2016年度中に実施設計に着手する予定だ。11月補正予算案に実施設計費を計上した。
施設は、昨年9月の豪雨による浸水被害で休館し、その後の調査で屋内プール建屋の鉄骨(屋根部分)の腐食が判明。1月に利用再開の延期を発表した。相坂建築事務所(浜松市中区)が基本設計を担当し施設全体の改修も含め検討した結果、屋根全体を取り換えることにした。工事は17年度以降を予定している。
水泳場全体の敷地面積は6480平方b。鉄骨造2階建ての屋内プールとスパイラルウオータースライダーなどを配した屋外プールで構成する。1989年に建設した。
提供:建通新聞社
(2016/11/16)
建通新聞社 静岡支社