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西日本建設新聞社
2016/11/15

【熊本】安全協議会「工事に親しみを」 地域住民が葉山大橋下部工現場を見学

 国道3号熊本北バイパスの4車線化に向けて建設を進めている葉山大橋下部工(熊本市北区四方寄町地先)の現場で13日、近隣住民を招いた見学会があった。
 現場への親しみと興味を持って貰おうと安全協議会(三洲建設、岩永組、森工業、諌山工業で構成)が初めて開き、熊本市北部東校区の住民約30人が参加した。
 進ちょく状況がそれぞれ異なったP1からP4までの橋脚を順に回り、各現場代理人らが概要を説明。鋼管杭の打込み現場では「直下は強固な岩盤で橋脚を安全に支えることができる」などと話した。柱鉄筋組立現場では、ビル7階(高さ約25b)ほどの足場頂上に参加者が上り、高所で仕事をする作業員の大変さを体験した。
 協議会会長で岩永組の佐方良二現場代理人は「土木は負のイメージを持たれるが、私たちは皆さんの生活を支えているという自負で取り組んでいる。温かい目で見守ってほしい」と工事の理解を求めた。
 東葉山自治会の園田会長は「北バイパスが4車線になるととても便利。一日も早く開通できるよう施工者に協力したい」と話した。
 葉山大橋は昨年度に着工し、平成31年3月の本体完成を予定している。

提供:西日本建設新聞社
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