厚生労働省三重労働局は、10月の三重県内の労働災害発生状況をまとめた。死亡者数は全産業で1人、建設業は0人だった。
休業4日以上の死傷者数は産業全体で184人となり、このうち建設業は22人だった。構成率は11・9%を占めた。業種別で見ると、土木工事が9人、木造家屋建築工事が6人、前記以外の建築工事が7人。型別の発生状況は、墜落・転落が8人、転倒が3人など。起因物別の発生状況は、仮設物建築物構築物が10人、用具、動力運搬機が各2人など。
署別では、四日市署が7人、松阪署が2人、津署が8人、伊勢署が5人、伊賀署と熊野署は0人だった。
建設業の休業4日以上の死傷者数の1〜10月累計は221人となり、前年同時期の227人と比較して6人減の状況となっている。
提供:
建通新聞社