石川県土木部道路建設課は、国の2次補正予算で主要地方道金沢田鶴浜線「のと里山海道柳田IC〜上棚矢駄IC間・4車線化」の整備に3億円が追加配分されたことを受け、同補正を充当して「寺家高架橋」の下部工や、盛土工などを推進していく。
4車線化整備の起点・終点は羽咋市柳田町地内(柳田IC)〜志賀町上棚地内(上棚矢駄IC)で、現道海側において拡幅され、事業延長は9・6キロメートルとなる。県では柳田IC以北の登坂区間約3キロメートルの整備を先行し、今年度から寺家高架橋(橋長279メートル)の工事に着手するほか、現在、柳田橋詳細設計(担当/大日本コンサルタント)、トキソウ橋詳細設計(朝日エンヂニヤリング)、サギソウ橋詳細設計(アルスコンサルタンツ)、寺家跨道橋予備設計(国土開発センター)、柳田インター橋予備設計(ナチュラルコンサルタント)なども進めている。
なお、県土木部は12日に加賀海浜産業道路手取川架橋区間の起工式、13日に柳田IC〜上棚矢駄IC間・4車線化の起工式をそれぞれ開く。