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　豊田市は、豊田地域医療センターを再編成する再整備事業のうち、２０１７年度事業で体育館の解体工事に着手する。また、旧感染病棟の解体は16年度で完了したことから、17年度は跡地に対するインフラ整備を進める計画で、18年度の本体工事に向け準備を進める。
　対象の体育館は、鉄筋コンクリート造平屋一部２階建て延べ６８６平方�b。計画では17年度事業で、旧感染症病棟跡地と敷地内の南北道路部分に対して、配水管などのインフラ整備を実施する。新病棟の実施設計は日建設計名古屋オフィス（名古屋市中区）により、17年度末までの設計工期で進めている。
　同事業では、施設の改築や改修とともに、各部門や機能の再配置などを進めて、施設全体の再編を図る。メイン施設の新病棟は、旧感染症病棟と体育館の解体後、跡地に建設する計画で、延べ床面積は１万４５００平方�bを想定する。
　また、南棟（鉄筋コンクリート造４階建て延べ６７５０平方�b）は、約４５００平方�bを対象に改修、管理部門と検診部門を配置。西棟（鉄筋コンクリート造２階建て延べ２２６１平方�b）は、診療以外の機能を配置する見通し。
　完成後には、北・中棟（鉄筋コンクリート造３階建て延べ８７３６平方�b）、ＭＲＩ棟（鉄筋コンクリート造平屋１１９平方�b）を解体撤去する計画。
　今後の主なスケジュールは、17年度で体育館の解体とインフラ整備、並行して新病棟の実施設計を進める。18年度に新病棟建設に着手し、20年度の完成を目指す。
　所在地は西山町３ノ30ノ１。

提供：建通新聞社