赤磐市は、備作高校跡地(写真)を地域に開放された特色ある教育施設として活用する事業者をプロポーザル方式で選定しており、プレゼンテーションとヒアリングなどを経て11月中旬に審査結果を公表する。参加している団体や具体的な日程などは8日現在、非公表としている。早ければ2016年度中に基本協定を締結する。
9年前に廃校した同校は、敷地が周匝字西殿町1599他の2万6770平方b。建物は1972〜74年にかけて建築した管理棟(鉄筋コンクリート造3階建て延べ約2000平方b)、88〜89年建築の普通教室棟(同造4階建て延べ約1400平方b)の他、99年建築の体育館(鉄骨造平屋一部2階建て延べ約1000平方b)などがある。
このうち、74年建築の管理棟(鉄筋コンクリート造3階建て延べ654平方b)、73年建築の特別教室棟(同1062平方b)、70年建築の武道場(鉄骨造2階建て延べ336平方b)、77年建築の記念館(鉄筋コンクリート造2階建て延べ320平方b)、74年建築の売店(同造平屋34平方b)が旧耐震基準の施設。市は、事業者に土地を有償で建物を無償で貸し付け、建物の耐震化工事などの整備を行う場合は、市と協議の上、事業者が費用を負担することなどを求めている。設計は建築倶楽部(岡山市)。
(提供:建通新聞社)